11 警報

ホテルに戻り、一旦、自分たちの部屋へ戻ろうとすると、警報音が鳴った。

キリカ「えっ!?何の音!?」

ユーリ「!?・・・部屋の中から聞こえるような気がしますけど。」

アラームか何かが鳴っているのかと思い、部屋に入って見回してみたが、特にそれらしきものは見当たらない。警報音もずっとなり続けている。

キリカ「火災装置か何か?・・・よく分からないけど、離れた方が・・・。」

話している途中で、今度は携帯端末まで鳴った。相手はスニケットだ。

キリカ「スニケット!?ちょうどよかった!聞きたいことがあるんだけど・・・!!」

スニケット「その場所を離れて、何もしゃべるな!」

キリカ「えっ!?どうして・・・。」

スニケット「聞こえなかったか!?その場所を離れて、何もしゃべるな!」

キリカ「!?・・・。」

怒気の混じった声で2回も言われ、さすがの私も口を閉じた。しゃべるなってどういうことだろう・・・?・・・・・。盗聴?

キリカ「ユーリ君、行こう!!」

ユーリ「えっ!?」

キリカ「いいから早く!!」

ユーリ君の手を取り、慌てて外へ避難した。何が何だか分からないけど、ここから離れないと・・・!!

 

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