話し合いが終わったようで、ハルキ君の部屋へ再度行くとみんなホッとしたような顔つきだった。どうやら御旗君からいい回答をもらえたみたいだ。
ハルキ「こういう結果になるんだったら、最初から話せばよかったね。」
キリカ「!?・・・。話し合いは上手くいったんだね!?」
ハルキ「うん。守秘はもちろん、全面的に協力すると言ってくれた。」
スニケット「嘘じゃないといいけどな。」
ハルキ「嘘じゃないよ。ね、キリカ?」
キリカ「えっ!?」
なんで私に訊くの!?
ハルキ「キリカが信用できるって言えば、俺はなんだって信じるよ。」
キリカ「!!?・・・。」
ハルキ君に嬉しいことを言われ、顔が火照る。
キリカ「え、えっと・・・!!」
なんて言っていいか困っているとユーリ君が怒り始めた。
ユーリ「ぼ、僕だって、キリカさんが信用できるって言えば、何でも信じられますからね!!」
キリカ「・・・・・・・。はあ・・・。」
もう、なに張り合ってるんだか・・・。ユーリ君の可愛い見栄にみんなで一斉に笑った。よかった・・・これでルカもバルも今まで通りでいいんだね。